ある記事からの抜粋です。
延命治療は行わず"を望む声が9割
最近は『人生100年時代』という言葉を聞くことが増えてきましたね。
日本では医療技術の進歩により、高齢者の平均寿命が長くなってきていますが、健康寿命との間にはまだ大きな開きがあります。
こうした背景を考えると、突然の疾病や認知症などにより、ご自身やご家族に「介護が必要になるかもしれない…」と心配される方も多いと思います。
それに伴い、元気なうちから、どのように最期を迎えるかについて考えている方も増えてきているのではないでしょうか?
平成27年版高齢社会白書によると、延命治療は行わず「自然にまかせてほしい」と回答した人の割合は91.1%と9割を超えているようです。
いつかは迎える終末期に、自分がどのような状態にあるかはわかりません。
自分の意思を伝えることができない状況も考えられます。
そのような場合でも、事前に尊厳死宣言公正証書などを作成しておくことによって、自分の意思をご家族や医師等に知ってもらうことが可能になります。
延命治療に関しては、本人の意向の確認ができない場合にはご家族はどうしたら良いか悩むことなるでしょう。
もし終末期には延命治療をしないで欲しいと思っているなら、早めの備えとして、尊厳死宣言公正証書を検討してみても良いかもしれませんね。