【福祉人の旅】タックマンモデル

今回も先日の研修で学んだこと。

 

チームビルディングのためのタックマンモデルというものです。

これはチーム(組織)が成果を出すために成長する過程とその際のするべきことを説明したものです。

 

 

・形成期

  チーム(組織)ができたばかりで全員がどうしていいかわからない状態

・混乱期

  それぞれが自分の思いを主張し、対立したり自分のポジションを作ろうとする状態

・統一期

  全員が共通の目的を持ち、それぞれの力(ペース)で目的を達成しようとしている状態

・機能期

  チーム一丸となってそれぞれの役割を理解し、お互い協力しながら成果を出そうとしている状態

 

本来はチーム(組織)の状態によりリーダーがどのようなことに力を入れるべきかを説明するものですが、

私が感銘を受けたのは「機能期」という存在です。

チーム(組織)が本当に成果を出すのはこの「機能期」の状態であり、

この状態にいかに早く到達できるかが成果を出すカギとなります。

 

なかなか成果が出せない多くのチーム(組織)が手前の「統一期」でい停滞してしまっているのではないでしょうか。

重要なのは共通の目的を持つだけでなく、お互い助け合うこと。

それぞれが同じ方向を向いていてもペースや能力がバラバラでは成果は出にくいものです。

お互いがお互いの能力やペースを理解し、一丸となって助け合いながら同じペースで進むことができれば大きな成果が期待できます。

全員が助け合いながら同じ方向を向き、同じペースで進むことができるチーム(組織)を目指していかなければなりません。