【総合福祉スクールこころ】 意味性

認知症はその原因となる病気から、いくつかの種類に分かれています。

最も代表的なのは、「アルツハイマー病」を原因とする「アルツハイマー型認知症」ではないでしょうか。

ある記事を見ていて「意味性認知症」という言葉が出てきたので、調べてみました。

 

意味性認知症とは、難病に指定されている「前頭側頭葉変性症」が原因で、言語障がいが生じる認知症のこと。

言葉には、成り立つ要素として音声や文法や意味があるが、その中の「意味」だけが徐々に消えていく病気だそうです。

 

症例が少なく、根本的治療薬もないそうです。

 

対応方法として

まずは言葉の数は減ったとしても、内容に関係なく話をしてもらうことが大切。

使わないと、より数が減ってしまいます。

しかし、どんなに話をしてもらったとしても、いずれはうまく会話ができなくなる場合が訪れると思います。

そのときは、言葉以外のコミュニケーションや絵、ジェスチャーなどを見て理解する方法も考えていく必要があるでしょう。

 

どの病気や認知症に対しても同じことが言えるかもしれませんが、相手が何を伝えようとしているのかを考えることや

伝えようという気持ちに寄り添うことが大切ですね。

 

今回は意味性認知症のご紹介でした!