【福祉人の旅】笑顔の力

人の笑顔には不思議な力があります。

ニコニコしている人を見ると特に楽しいわけでもないのにホッとしたり、

難しい状況や厳しい状況でも笑顔を作ると落ち着いたりと。

笑顔にはこんな効果・効能があるそうです。

 

・ストレス解消効果

人は笑顔の表情をつくると、脳内において「セロトニン」などの脳内麻薬物質が多く分泌されます。

これは別名「幸せホルモン」ともいわれており、幸せな気持ちをもたらします。

するとこのセロトニンの作用により、多幸感がもたらされ、ストレス軽減につながると考えられています。

 

・メンタルを整える

人間の自律神経には交感神経と副交感神経があります。

交感神経には心をリフレッシュさせて身体を活動的にさせ、
副交感神経には気分をリラックスさせてストレスを軽減する働きがあります。

この二種類の神経のバランスが崩れると、ストレスがかかるのです。

そうならないように、交感神経と副交感神経の代バランスを保つ必要があるのですが、そこで役に立つのが「笑顔」です。

笑顔は、副交感神経を優位にして心をリラックスさせ、自律神経を安定させてくれます。

 

・睡眠の質を高める

セロトニンの分泌量が多くなることで、自然と身体も心がリラックスし、
結果的に身体や心に抱えている不調を自然に改善し、質の高い睡眠をしっかりと確保することが出来るようになります。

 

・やる気が出る

副交感神経が優位になると、脳内には幸福感やプラス思考を高めるホルモンが分泌されます。

その中のエンドルフィンというホルモンは、強烈な幸福感を与えてくれます。
「脳内麻薬」とも呼ばれ、通常時では耐えられないような痛みなども感じないようになります。

ドーパミンというホルモンは、やる気やプラス思考を高めてくれます。

 

ほかにもいろいろな効果効能があるようです。

いつも笑顔でいたいものです。