【福祉人の旅】冷静

高齢者福祉の仕事をしていると必ず関わることになる認知症という病気。

脳の萎縮などにより認知機能が低下していく病気ですが、色々な症状があります。

よくあるのが短期記憶の喪失。

ついさっき話したことを忘れ、気になっているせいか何度も同じ話をされたり聞かれたりします。

病気によるものだとわかってはいるもののどうしても感情的になってしまうことがありますが、

介護職のプロとしては常に冷静に対応しなければなりません。

ちなみにこの「冷静」という単語の対義語は複数あるのをご存じですか。

 

「夢中」・・・ひどく興奮した勢いで思い切ったことをする様子

「激昂」・・・激しく怒って興奮すること

「興奮」・・・何かの刺激を受けて、鈍った状態にある神経や からだの働きが盛んになること

「熱烈」・・・激しい感情が自然に現われるのを止められない様子

「動揺」・・・心の平静を失うこと

「熱情」・・・燃え上がるような強い感情。情熱

 

いずれにせよ、冷静ではない状態は他人に色々な影響を与えます。

極力、冷静でいたいと思う毎日です。