【福祉人の旅】報連相

仕事のコミュニケーションとしてよく「報連相」という言葉があります。

具体的にどんな内容か理解できているでしょうか?

 

報・・・「報告」仕事の進捗具合や結果について上司や先輩等に伝えること

 

連・・・「連絡」仕事の情報や今後の予定を他者(関係者・上司等)に発信すること

 

相・・・「相談」疑問や問題が生じたときに上司や先輩、時に同僚等からアドバイスをもらうこと

 

例えば、最近立ち上がりの状態が悪くなっている利用者様がいらっしゃる時、

 

上司から、「〇〇さんの立ち上がりが悪いから、注意して状況を教えて」と指示があり、

「〇〇さんですが、車椅子からの移乗時の立ち上がりで足に力が入らない様子です」←これが「報告」

 

自分で〇〇さんの立ち上がりの状態が悪いことに気が付き、同僚や上司に

「〇〇さんの立ち上がりが悪いようです」←これが「連絡」

 

情報として〇〇さんの立ち上がりが悪いことを知り、同僚や上司に

「〇〇さんの立ち上がりが悪いようですが、どんなことに注意したらいいでしょうか」←これが「相談」

 

「報告」「連絡」「相談」のいずれも目的や対象が違います。

 

自分で「報連相」はできていると思っていても、「報」「連」「相」の全てができているか確認してみるといいかもしれません。