【福祉人の旅】平等と公平

平等と公平、似たような印象の言葉ですが、違いをご存じですか?

 

平等とは、

かたより・差別・違いがなくて、みんな(すべてのもの)が等しいことやそのさま

 

公平とは

すべてのもの(みんな)を、差別・ひいきすることなく同じように取り扱うこと

 

となっています。

 

つまり、食料をみんなに配分するときに、

大人でも子供でも全員に等しく同じ量を分配するのが「平等」、

体重などに比例して、体の大きな人には多く、小さな人には少なくし、

全員がその人にとって必要量となるように配分するのが「公平」です。

 

何か新しい取り決めやルールを作るときは、平等にするのか、公平にするのかをあらかじめ定め、

取り決めやルールの内容を構成していくことが必要です。

平等と公平を混同すると、結果として不平等や不公平となってしまうことに気をつけなければなりません。