街中を車で走っている時、対向車や並走車を見ると高齢者の方が多いと感じます。
テレビのニュースでも高齢者ドライバーの事故なども多く報道され、
高齢者ドライバーによる事故が増えているように感じます。
しかし、運転免許保有者10万人当たりの年代別事故発生件数をみると、
一番多いのは16~19歳で1075件、
2番目に多いのが20~24歳で595件となっており、
85歳以上は次いで522件です。
高齢者ドライバーの事故が多く感じるのは、
そもそも全人口における高齢化率が高くなっているからということと、
ニュースなどに取り上げられる機会が多いからのようです。
さらに65歳以上の運転免許保有者10万人当たりの事故件数はこの10年ほどで半減しており、
高齢ドライバー=事故が多いではないこともわかります。
地方ほど高齢の方が車を運転しなければならない状況も多く、
一概に高齢者の運転を問題視するのもいかがかと思いますね。