COPDといわれる病気をご存知ですか?
肺の生活習慣病とも言われている「COPD」とは、肺気腫や慢性気管支炎も合わせた、慢性閉塞性肺疾患という病気のことです。
気管支が炎症を起こしたり肺胞が破壊されて肺機能が低下し、
悪化するとせき・たん・息切れが強くなり生活に支障をきたします。
せきや呼吸困難などの症状は気管支喘息と似ていますが、進行性であるという点が違うポイントです。
最大の原因は喫煙ですが、大気汚染や乳幼児期の呼吸器感染、遺伝なども原因としてあげられ、
受動喫煙も発症の原因となります。
男女比は圧倒的に男性が多く、少しの動作で息切れしやすいなどの症状がみられます。
呼吸をするだけでも身体に負担がかかり体力の消耗が激しいCOPDの方にとって感染症は大敵です。
手洗いや予防接種などで予防を心がけましょう。
今日は実務者研修で少し触れる疾患の紹介でした