【1娯1笑】バイパスドリップ☕️

 

コーヒーをまとめて淹れても

おいしくできあがる

“バイパス”ドリップとは❓

 
まだまだ朝晩などは冷え込む時期が続き
香り豊かな温かいコーヒーが恋しくなります☕️

来客などの際や保温機能付きのマイボトルで
会社などに持って行くなど
多めに淹れておきたい機会が
あるかもしれません❗️

そんなときのために、ホットコーヒーを
ハンドドリップでまとめて淹れても
1杯分のときと同じように
おいしくできあがる“バイパス”ドリップの
作り方を紹介したいとおもいます😋
 

コーヒーをまとめておいしく淹れる

決め手は「バイパス」

 
 
ホットコーヒーをまとめてハンドドリップで
淹れるとき、たとえば4人分なら
1人分×4倍の粉と4倍のお湯で
大きなペーパー・ドリッパーを使えば
大丈夫なのでしょうか❓

まとめて4人分のホットコーヒーを
おいしく淹れるには、単純に1杯分×4倍の
イメージとは違った淹れ方のレシピを
用います❗️“バイパス”ドリップという方法で
お湯をコーヒー粉に通さず
抽出液に加える方法です🫖

具体的にどのような作り方になるのでしょうか❓

通常ハンドドリップで1杯分を淹れるときは
コーヒーの粉量は12g、湯量は160mlで
抽出します。粉は中細挽き、湯温は92℃です。
これを単純に4倍すると、
粉量は48g、湯量は640mlとなります☕️

蒸らしに使う湯量は粉量の2倍が適量ですので
約96ml。残る544mlのお湯を
3回ぐらいに分け入れて抽出します☕️

これに対して“バイパス”ドリップの方法では
粉量は40g、湯量は400mlとします‼️
蒸らしに使う湯量は、同じく粉の倍量
程度にあたる約80mlを目安としてください‼️

蒸らしを終えたら残り約320mlの湯を
同じく3回ぐらいに分けて注いでいきます❗️
注ぎ終えたら湯が落ちるまで待てば
抽出は終了です👌

“バイパス”ドリップの湯量・粉量は
1杯分×4倍に比べて少なめなのですね💡

“バイパス”ドリップのポイントはここからです‼️

抽出を終えたコーヒーに、230mlのお湯を
直接入れていきます‼️
これを“バイパス”といいます🎵
これでまとめておいしく淹れた
ホットコーヒーは完成です☕️
“抽出の前半部分を使ってお湯で割る方法”
になります❗️
 

嫌な苦みや渋味を感じにくい❓

抽出の前半部分を使うという
“バイパス”ドリップと
単純な1杯分×4倍の淹れ方では
味わいにどんな違いが生じるのでしょうか❓

実際に1杯分、1杯分×4倍、
“バイパス”ドリップで淹れた
それぞれのコーヒーを
実際に飲んで比較してみると
違いは歴然です‼️

1杯分×4倍の粉量・湯量で淹れると
1杯分よりもちょっと濃く苦い感じがします。
後味がすごく渋い感じも
なんとなくしてしまうのです❗️

1杯分×4倍だと苦く
渋くなるのはなぜなのでしょうか❓

粉量と湯量の比率は1杯分の適量と同じですが
抽出している時間が圧倒的に長くなるからです❗️
通常の抽出時間は1杯分が2分程度
1杯分×4倍が4分程度です❗️
これに対して“バイパス”ドリップの場合は
3分程度となります‼️

実は抽出の前半と後半では
コーヒーの味わいがまるで
変わってしまうのです‼️
前半は苦味と酸味、香りのバランスがよくて
まろやかな口当たりなのですが
後半になるにつれていやな苦味と渋みが
目立ってきます💦

そのため1杯分×4倍の比率で淹れると
濃さに加えて抽出後半特有の苦味
渋みがしっかり出てしまう味に
なってしまうのです💦

“バイパス”ドリップで淹れた
コーヒーの味はいかがでしょうか❓

1杯分×4倍で淹れたものと違って
1杯分で淹れたものに近い味わいです😋
よりクリアでマイルドな味わいに
仕上がっていて、飲みやすくなりました☕️

まとめて淹れた時にコーヒーの苦味や渋みが
気になる方には、“バイパス”ドリップが
オススメです🎵

真冬の寒さで冷え切った体と
心も温めてくれるホットコーヒーを
まとめて淹れる時には
“バイパス”ドリップで
ぜひ味わってみてはいかがでしょうか😋