【1娯1笑】火事で気をつけたい5つの“NG対処”🔥

火災に巻き込まれると、とっさの判断が
生死を分けます💦しかし、パニックに陥ると
なかなか正しい判断ができない人も
少なくありません💦
そこで今回は、万一住宅などの建物火災に
巻き込まれたときに、ついやってしまいがちな
NGの対処法について、ご紹介しましょう‼️
 
 

NG対処1/調理中の油に引火したら水をかける

コンロで調理中にフライパンなどの油に
引火したら、とても慌ててしまいます💦
このとき、決して水をかけてはいけません‼️
火がついた油は水をかけると飛び散って
まるで爆発したように大きく広がるのです🔥

これはガソリン、灯油、軽油などの油でも
同じで、消火器を使う必要があります🧯

その際、必ず油火災用の消火器を
使ってください🧯
消化器は2012年から新しいラベル表示に
変わりました‼️
白(普通火災用)、黄色(油火災用)
青(電気火災用)のマークが付いているので
油火災は黄色のマークが付いた消火器を
使わなければなりません🧯
 
 

NG対処2/電源プラグやコンセントからの出火ですぐに水をかける

電化製品や電源プラグ、コンセント
電気コードなどから出火したとき
すぐに水をかけるのもNGです‼️
電気を遮断しないまま水をかけると
感電する可能性があります⚡️
必ず青い丸の中にイナズマの絵がついた
電気火災用の消火器を使ってください🧯

電気火災は、まず電気を遮断することが
大切です‼️ブレーカーを落とし
コンセントからプラグを抜きますが
このとき火傷しないように気をつけてください❗️

万一消火器がない場合
電気を遮断した後なら水をかけても大丈夫です👌
消火した場合でも、安全のために
119番(消防署)へ通報してください☎️
 

NG対処3/電子レンジ火災ですぐに扉を開ける

さつま芋や肉まん類は、長時間加熱すると
爆発して燃え始めることがあります💦
また、アルミ蒸着包装された冷凍食品も
決められた時間を超えて加熱し続けると
爆発して火を噴くことがあります🔥

万一火災になっても、慌てて
電子レンジの扉を開けて、燃えている物を
取り出そうとしてはいけません🙅🏻‍♂️
着ている服に着火して死亡した例があります💦
また、周囲の可燃物に火が燃え移る
可能性もあります❗️

電子レンジの火災時は、まず電源を
遮断することが必要です❗️
次に扉を閉めたまま、慌てずに
庫内の様子を見てください👀
火が消えなければ、扉を閉めたまま
消化器の準備をします🧯
消火した場合でも、安全のために
119番(消防署)へ通報してください☎️
 

NG対処4/ビルやマンションの火災時にエレベーターで避難

エレベーターを備えているような上層階のある
建物で火災が起こった場合、エレベーターで
避難してはいけません🙅🏻‍♂️
燃えている階で扉が開いたり
停電でエレベーターに閉じ込められたりする
可能性があるのでエレベーターの使用は
厳禁です❗️避難するときは
必ず階段を使いましょう‼️

そのため、階段にたくさん物を置いていては
いけません📦避難の障害になるだけでなく
火が燃え広がる原因になります‼️
また、消化活動の妨げになるので
「階段には物を置かない」を徹底しましょう⚠️
 

NG対処5/天井まで燃えている状態で消化を試みる

火事が起こったら小さな火のうちに
消さなければなりませんが、小さな火とは
天井まで届いていない火のことです❗️

一般に、初期消火が可能なのは
天井に火が回るまでとされ
火が天井に届いたら、消火をやめて
避難しなければなりません‼️
あとは、現場に到着する消防隊に
まかせましょう🚒

木造家屋での火事は、出火してから2分前後で
壁板、ふすま、障子、カーテンなどの
立ち上がり面に燃え移ります🔥
天井に燃え移るまでの時間は
約2分30秒と言われます⏰
初期消火は必要ですが、深追いは危険です❗️
天井を明確な分岐点にしましょう‼️


火事で気をつけたい5つのNG🙅🏻‍♂️
理解していただけたでしょうか❓
日頃から「火の用心」を心掛けることは
もちろんですが、万一火事に巻き込まれても
慌てずに、人命を優先に正しく
行動できるようにしましょう😊

参考資料
東京消防庁「火災に注意! 電子レンジを安全に使用しましょう!」、同「旧規格消火器の交換について」、同「火災を予防するために~令和2年中神田消防署管内の火災原因~」、同「自衛消防訓練の大切さ」、総務省消防庁「身近な危険物の火災、その消火方法」、同「たしかめくんとボウサイちゃんのこんろ火災防止大作戦」、同「電気器具の安全な取扱い」、同「火災からの避難」、同「初期消火」、木曽広域連合「電気火災を防ぎましょう!」、舞鶴市消防本部「初期消火について」、川越地区消防組合「初期消火」