「天長節」と呼ばれた天皇誕生日
昭和前半まで天皇誕生日は「天長節」と
呼ばれていました。
「天は長く地は久し」(老子)からとった言葉で
天地が永久であるように天皇の治世も
続くようにという意味が込められています❗️
天皇誕生日を天長節として祝う慣習は
8世紀から続く伝統でした‼️
そのため天長節は明治天皇の誕生日(11月3日)
そのため天長節は明治天皇の誕生日(11月3日)
大正天皇の誕生日(8月31日)
そして昭和天皇の誕生日(4月29日)
という具合に天皇が代替わりすると
日付が変わりました🎂
自然の恩恵に感謝する日
1948(昭和23)年に国民の祝日に関する法律が
制定されると、それまで「天長節」と
呼ばれた日が「天皇誕生日」に改められました❗️
祝日法には祝日の意味が定められていますが
「天皇誕生日」は「天皇の誕生を祝う」と
シンプルです🎉
昭和天皇が崩御すると、天皇誕生日は
昭和天皇が崩御すると、天皇誕生日は
明仁上皇の誕生日(12月23日)に移動します❗️
それまでの天皇誕生日だった4月29日は
「みどりの日」という祝日になります🌲
祝日法に「自然に親しむとともに
その恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」と
定められました🌲
昭和の時代を顧み、将来に思いをいたす
「みどりの日」は2005(平成17)年の
祝日法改正で「昭和の日」に改められ
2007(平成19)年から施行されました❗️
「昭和の日」は「激動の日々を経て
復興を遂げた昭和の時代を顧み
国の将来に思いをいたす」と祝日法に
定められています。戦前の「天長節」から
数えると3回目の名称変更で
これほどの変遷は異例です💦
玉突きで押し出された「みどりの日」
さて、18年間続いた「みどりの日」は
廃止されると思いきや、玉突きで押し
出されたかっこうで5月4日に移動しました❗️
後ろに5日移動しても新緑の季節であることに
変わりにありません。新緑がまぶしい季節を
迎えるこの時季は、例年「みどりの月間」として
身近な緑や森林に親しんでもらえるよう
さまざまな緑化行事が行われていました🌲
新型コロナウイルス感染拡大の影響で
新型コロナウイルス感染拡大の影響で
軒並み中止となっていますが
買い出しの途中や窓の外など
可能な範囲で新緑を楽しんでは
いかがでしょうか😊