2021年4月から消費税の総額表示が義務化されるそうです。
この話題を見て、ん?前にも総額表示だった時がなかったかな?と思いました。
あいまいな記憶ですが、どこかのタイミングで消費税の総額表示が義務化され、
またある時に総額表示も税別表示もOKとなった気がします。
気になったので調べてみました。
1989年4月 消費税導入(3%) 表示は自由
1997年4月 消費税増税(5%) 表示は自由
2004年4月 総額表示義務化(5%)総額表示義務化
2013年10月 消費税転嫁対策特別措置法施行(5%) 総額表示の義務を課さない特例(2018年9月まで)
2014年4月 消費税増税(8%) 特例は継続
2018年10月 特例期間を延長(8%) 特例期限を2021年3月まで延長
2019年10月 消費税増税(10%) 特例は継続
2021年3月 総額表示の義務を課さない特例期間の終了
やはりげんそくとしては総額表示が義務化されているものの、
義務化を解除する特例により、総額表示でなくてもよかっただけのようでした。
消費税を増税した時に総額表示のままだと単純に表示価格が上がり、
税率が変わった実感が大きくなってしまうことを避けたのでしょうか。
いずれにしても購入する側としては総額表示のほうがわかりやすく助かる気がします。
もし今後また消費税が増税となるときに、再度特例となって表示がバラバラにならなければいいなと思います。