【総合福祉スクールこころ】 エンパシー

今日は珍しく真面目なお話しです。

エンパシーについてご紹介します。

エンパシーとは感情移入。人の気持ちを思いやることをいいます。

似た言葉であるシンパシーは他人と感情を共有することをいい、
エンパシーは、他人と自分を同一視することなく、他人の心情をくむことをさします。
 
自分とは異なる相手の考えや思いを想像して理解する。
これがエンパシーの意味する「共感」です。
介護のお仕事で考えると、ご利用者様に起きていることを「自分事」として受け止めること。
そのうえで自分だったら何ができるかを考えて行動をすることが大切です。
 
エンパシーを発揮するには、他者を「決めつけ」ないことが大切。
例えば「この人はこういうものだ」という思い込みです。
それに目が曇らされると、相手が意外な姿を持っていても見えなくなるからです。
決めつけず、日々情報をアップーデートしながら相手の事を考えていく。

そうすることで自分がやっていることの意味を理解し、深めていく。

これも日々のお仕事で大切なことです。

 

エンパシーを発揮してその方に寄り添える介護を実践していきたいものですね。