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【福祉人の旅】面接

今日は私たちの施設でお仕事をして下さる方とお話しさせて頂きました。

お仕事に対するお考えやご希望をお聞きし、ぜひ仲間になって頂きたいとお話ししたところ、

快くお受けしてくださいました。

また心強い仲間が増えることになり頼もしい限りです。

【福祉人の旅】お願い

コロナウイルスの感染者の増加や花粉の飛散の開始などのニュースが報道されています。

どちらも必須のアイテムとしてマスクが考えられますが、感染症の予防にマスクはあまり効果的ではありません。

予防のためにマスクを大量に購入されている方が急に増え、日用品店では品切れが続いているようです。

結果マスクが品薄になり本当に必要な花粉症に苦しむ方や、咳やくしゃみの症状のある方にマスクが行き届かないそうです。

また、マスクの大量発注や大量出荷に追われる日用品販売店や通販サイトは大変な状況で、

マスク以外の製品の出荷も滞りがちとのことです。

事実私たちの施設もご利用者様の紙パンツなどの必要なものがなかなか届かず、在庫が少なくなり心配な状況です。

どうかマスクの買い占めや大量購入をお控えいただきます様、何卒よろしくお願い致します。

【福祉人の旅】ツァイガルニック効果

心理学用語に「ツァイガルニック効果」というものがあります。

人は、完成した課題よりも未完成の課題の方をよく憶えている傾向がある、という法則です。

テレビでコマーシャルになる前に、「この後、大変なことが!」などというテロップが流れると、

気になってチャンネルを変えられなくなるのは、このツァイガルニック効果が働くためだそうです。

例えば膨大な量の仕事をこなそうとしたときに、キリのいいところまでやってあとは明日にしようとするより、

キリのいい少し手前でやめ、翌日続きをするようにするとすぐに取り掛かれるそうです。

何日も継続する仕事の時には効果的かもしれません。

【福祉人の旅】セミナーに参加して

昨日、あるセミナーに参加させて頂きました。

医療・介護報酬改定の内容から今後の医療福祉の方向性を考える内容で、大変勉強になりました。

そこで、なるほど!と思った内容を一つ。

最近よく聞かれるキーワードで、「人生100年時代」「働き方改革」というものがあります。

それぞれ別々に内容を考えると、

「人生100年時代」は、平均寿命が延び、それにより医療介護費用が上昇していく、そのなかでどのようにして

安心安全な社会を構築するか・・・という感じでしょうか。

「働き方改革」は、AIやロボットの進化のなかで人間ができることに注力し、更には多種多様な働き方を創出し、

全ての人が働ける環境を・・・・といったところでしょうか。

ところが、この二つのキーワードを一緒に考えると少しニュアンスが変わってきます。

寿命が延び人生100年となると、今まで働き手と考えられていた20~60歳という年齢構成が、20~80歳と変わっていきます。

すると80歳まで正社員として働く人が増えるでしょう。ですが、やはり80歳の方に20歳と同じ働き方を求めるのは現実的に厳しく、

夜勤や長時間労働は難しくなります。ですが、若手の人口の減少により高年齢の方を活用していかなければ事業が

成り立たなくなります。そのためには、例えば正社員の勤務内容を年齢別に多様化させ、労働力を確保する必要があります。

今は医療福祉の現場では2交替や3交替が主流ですが、高齢の方にお願いするなら4交替、5交替であったり、

週休3日、4日といった改革をしていく必要がある・・・という内容が見えてきます。

もっと我々企業側がもっと積極的に考えていかなければならなくなりそうです。

【福祉人の旅】自制心と誘惑

自制心と誘惑の関係についてのお話です。

物事を達成するには努力が必要で、努力をするためには誘惑に打ち勝つ自制心が必要と思います。

さぞ、偉大なことを達成した人は強い自制心を持っていることでしょう。

しかし、アメリカの偉大な大統領がある雑誌のインタビューに対し、

「この数年間、何度も禁煙に挑戦してきた。しかしストレスから我慢できなかった。

だが今度こそ決意した。煙草をやめる」

と誓ったそうです。

ところがその数年後にテレビで

「やめるにはやめたが、たまに吸ってしまうことがある」

と述べたそうです。

偉大なことを達成した人は強い自制心を持っているわけではないのかもしれません。

ある心理学者は、

「1日のうちに使える自制心の量は決まっていて、自制心を使えば使うほど使える自制心は少なくなる」

と推測しました。

そうなると自制心を要する作業を行う前にはなるべく自制心を使わず、温存しておいたほうがいい、

ということになります。

仕事をする場所の周りには誘惑となるものを置かない、

ダイエットをするときには周りに食べ物を置かない、

などでしょうか。

ですから意志の弱い私は、1日に使える自制心はかなり容量が少ないと考え、

出来る限り誘惑から遠ざかっていたほうがよさそうです。

【福祉人の旅】ギブ・アンド・テイク

ビジネスや日常会話でよく「ギブ・アンド・テイク」という言葉を聞きます。

こちらから何かを与え、相手から得るということです。

相手にメリットを与えるからこそ得られるのだという意味では、この言葉は真実でしょう。

しかしこのギブ・アンド・テイクの考え方には落とし穴があるようにも感じます。

ギブ・アンド・テイクと聞いて多くの人が考えるのが「駆け引き」的な意味。

相手から何が得られるかを予測し、それに応じたものを与えるといったことです。

1回的な交渉などは典型ですが、駆け引きにおいては、こちらにとってなるべく小さな価値のものを与え、

相手から大きなものを引き出すことを考えることもあります。

問題は、そのような駆け引きでは、与えるものが次第に小さくなってしまうこと。

相手との駆け引きが一度きりで終わりならよいのですが、これは未来につながる考え方とは言えません。

未来につながるのためのギブ・アンド・テイクのポイントは、相手からもらったもの以上のものを返し続けること。

短期的には得をしないかもしれませんが、相手も大きなリターンがあることを期待して、さらにこちらに与えてくれます。

事業においても同じ。

頂く報酬以上の顧客満足を与えて、はじめて仕事が続いていくのだと考えます。

ギブ・アンド・テイクはビジネスの基本中の基本の考え方ですが、

その本質が理解できているか否かによって、長期的にテイクできるものが変わってくるのではないか、と思います。

【福祉人の旅】ドリルと穴の話

マーケティングの世界でよく聞く格言に

「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である」

というものがあります。

 

あるホームセンターに来店したお客様が店員に質問します。

お客様「6mmのドリルはありますか?」

店員「あいにく品切れです」

お客様はそのまま帰ってしまいました。

この会話の中から、お客様のニーズは何だったのかを考えてみます。

 

例えば「それは何をするための穴ですか?」とヒアリングできれば

お客様のニーズを聞き出せていたかもしれません。

小さな穴であれば”キリ”で十分であったでしょうし、

”穴あけサービス”や”穴の開いた板”の販売でよかったかもしれません。

あくまでもお客様の欲求は「ドリルを買うこと」ではなく、「穴を開けること」ということです。

 

サービス業をしていると様々なお客様からの要望をお聞きします。

ただ単に聞かれたことに応えるだけでは本当の欲求を見逃してしまい、

大きなチャンスを失っているかもしれません。

 

【福祉人の旅】無くなる職業

AIやロボットが進化し続ける昨今。

ある雑誌が少し前に発表した20年後に無くなる職業ランキングがあります。

 

()内の代替可能確率によるランキング

1位 電車運転士・経理事務員(99.8%)

2位 包装作業員・路線バス運転手(99.7%)

3位 ゴミ収集作業員(99.6%)

4位 郵便外務員・学校事務員・ビル清掃員(99.5%)

5位 銀行窓口係・計器組立工・金属製品検査工(99.4%)

6位 給食調理人(99.3%)

7位 スーパー店員・弁当総菜類造工(99.2%)

8位 新聞配達員(99.1%)

9位 マンション管理人(98.9%)

10位 通関士(98.8%)

 

自動運転技術やロボット技術の成果なのかもしれませんが、少し寂しい気もします。

 

逆に代替可能確率が低いランキングは以下の通りです。

 

1位 精神科医・言語聴覚士(0.1%)

2位 中学校教員・外科医・教育カウンセラー・バーテンダー・助産師

    ゲームクリエーター・旅行カウンター係・フードコーディネーター(0.2%)

3位 小学校教員・経営コンサルタント・ネイルアーティスト・保育士(0.3%)

4位 スポーツインストラクター・雑誌編集者・エコノミストグラフィックデザイナー

    観光バスガイド・ディスクジョッキー(0.4%)

5位 ファッションデザイナー・ペンション経営者・ツアーコンダクター(0.5%)

 

あくまでも代替可能確率の話ですが・・・

 

 

【福祉人の旅】感情と理性

人には「感情」と「理性」があります。

感情は「嬉しい」「悲しい」「欲しい」などがあり、

理性は「効率が悪い」「費用対効果が高い」などがあります。

心理学的には理性的思考をした後で説得されるより、

感情を動かされた後で説得されるほうがイエスと言いやすいそうです。

だから深夜の通信販売は、初めに値段を言うのではなく、

「すごい!」「かっこいい」「楽しい」といった情報を先に提示し

感情を動かすようにしているそうです。

今度何かをお願いする場面になった時には実践してみてもいいかもしれません。

【福祉人の旅】モチベーション

モチベーションの維持は難しいものです。

毎日ひとつのことを続けよう、とか、これを日課にしようとか。

継続できない時は、おそらく欲に負けているのかもしれません。

楽をしたい、や、今日ぐらいはいいかといった弱さもあるかもしれません。

その継続の先にある結果と目の前の欲を比較し、目の前の欲を選んでしまうのでしょう。

だから継続の先にある成果を、大げさなほど大きな成果とイメージするとよいと考えるようにします。

すると目先の小さな欲に負けずにモチベーションを維持できるのかもしれません。