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【こころの杖】つぼみ

こころの杖です

 

昨年戴いた胡蝶蘭が、かわいいつぼみをつけました。

 

 

いつごろ咲くのか、どんな色なのか・・・
事務所のみんなと、その日を楽しみにしております

【福祉人の旅】ルールとモラル

ルールとモラルの違いをご存知ですか?

モラルは、私たちが目指すべき中心点です。中心に近ければモラルが高く、同心円状に離れていくほどモラルは低くなります。

ルールは、モラルからこれ以上離れてはいけないという限界を示す境界線です。ルールは、守るか守らないか。一線を越えたらアウトです。

コンプライアンスが叫ばれる昨今、いろいろなルールを導入するようになりましたが、これはあまり望ましい状況とは私は思いません。

ルールが強調されると、境界線上の内側ぎりぎりのところに立つ人が増えます。

モラルの中心から離れているのに、「ルールは守っているから問題ない」といって平気な顔をする人が増えるのです。

ルールは、モラルから離れないように自分たちを律するための手段の一つに過ぎません。

また、ルールを強調しすぎると、ルールを守ることが目的化して、モラルが軽視される逆転現象が起きます。

過剰なルールが、かえってモラルの低下を引き起こすこともあるのです。

私たちが目指すべきは、より高いレベルのモラルを身につけることだと思います。

【福祉人の旅】情報発信の難しさ

情報を伝えるときには極力自分の感情や考えを足さずに発信することが大切です。

ですが、人には感情があり、言葉を発するときにはどうしても感情や考えがニュアンスとなって伝わってしまうのも事実です。

問題は受け取る側がどう受け取るかではないかと私は思います。

極力冷静に確実な情報を選び受け取らなければ、間違った情報として受け取ってしまうかもしれません。

よく話に尾ひれ背びれがつくといわれるのも、伝える側や受け取る側の感情のせいでしょう。

今世間でよく報道されている内容も、冷静に受け取っていきたいものです。

【福祉人の旅】先入観

先入観とは、最初に知ったことで作り上げられた、固定的な観念をいいます。

私たちは、最初に知ったことを正しいと信じやすい傾向があります。

学校で学んだこと、人から聞いた話、メディアから得られる情報。

生活を通して様々な知識を得ていく中で、自然と先入観ができ、影響を受けます。

先入観は生活に役立つことがある一方、自由な思考の妨げになることもあります。

もし先入観が強かったり偏っていたりするなら、生活に悪影響が及びやすくなるため、

できるだけなくしていく努力が必要です。

先入観をゼロにするのは難しくても、最小限に抑える努力が必要です。

【こころの杖】緊急車両がきた時

こんにちは こころの杖です

 

車を運転中、サイレン鳴らした救急車が近づいても

なかなか進路を譲らない車が

最近多く見られます。

 

「道を譲ってください!」

 

と、救急車の方がお願いしながら

少しずつ進むような光景。

 

 

その命救えるのは、救命士だけでなく

我々でもあるのです。

【福祉人の旅】決断

ニュースで東京オリンピックの話題が報道されています。

延期の可能性が高まっている様子ですが、その決断は難しいですね。

選手のコンディション調整や会場の確保状況等を考えると安易に延期もできないでしょうし、

かといってこのまま新型肺炎が終息しないのであれば予定通り開催もリスクが高まるかもしれません。

最終的にどのような決断をしても賛否両論ですが、

必ずどちらかを決断しなければならない立場の方は本当に大変だと思います。

充分考えたうえでの決断であれば、安易に否定したくないものです。

 

【福祉人の旅】企業の存在意義

最近企業の存在意義についてよく考えます。

「社会に貢献すること」

「お客様に喜ばれるものを提供すること」

「働く人に働きやすい環境を創造すること」

「利益を追求すること」

全てを一度に達成できれば一番良いのですが、なかなかそうはいきません。

となると優先順位を考えなければなりませんが、何を優先すべきなのか・・・

結論は出ないのかもしれませんが、考え続けることが企業の存在意義なのかもしれません。

【福祉人の旅】目的と目標

「目的」と「目標」という言葉があります。

どちらも目指すものという意味では同じですが、

目的は、最終的に実現しよう、成し遂げよう、到達しようとして目指すもの。

目標は、さしあたって実現させたり、成し遂げたり、到達しようと目指すものという意味です。

つまり目標は「目印」の意味であり、目的を達成するために設けた目印となります。

目標を達成させようとするのは、その目的を達成するための手段であって、

目標を達成することがゴールではないことを認識することが大切です。

【福祉人の旅】ノーマライゼーション

福祉に携わっていると「ノーマライゼーション」という言葉をよく耳にします。

これは、障がいのある人が障がいのない人と同等に生活し、共にいきいきと活動できる社会を目指すという理念です。

例えば足が不自由で車椅子を使用している方がいらっしゃるとします。

今の社会では車椅子では超えられない段差があったり、通れない幅の通路があったりして、移動が障がいとなります。

でも、もしこの世から全ての段差が無くなり、全ての通路が十分な幅が確保出来たらどうでしょうか。

健常者は全く今までと変わりませんが、車椅子の方は行けないところが無くなり、車椅子であることが障がいではなくなります。

そんな社会を目指すのが「ノーマライゼーション」なのだと思います。

【福祉人の旅】守りたいものと守るべきもの

人は生きていくうちに守りたいものが出来てきます。

それは自分の信念だったり、夢だったり・・・

そして立場によっては守るべきものもあります。

守りたいものと守るべきものがイコールならよいのですが、

時にはそれぞれが対立することもあります。

守りたいものと守るべきものが対立したときに、どちらを選ぶかはとても難しい判断です。

優先順位をつけたり、客観的に見たりしながら判断していかなければなりません。

そして判断した後もその判断が正しかったのか自問自答します。

後悔しないように慎重に判断していかなければならない毎日です。