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【福祉人の旅】自制心と誘惑
自制心と誘惑の関係についてのお話です。
物事を達成するには努力が必要で、努力をするためには誘惑に打ち勝つ自制心が必要と思います。
さぞ、偉大なことを達成した人は強い自制心を持っていることでしょう。
しかし、アメリカの偉大な大統領がある雑誌のインタビューに対し、
「この数年間、何度も禁煙に挑戦してきた。しかしストレスから我慢できなかった。
だが今度こそ決意した。煙草をやめる」
と誓ったそうです。
ところがその数年後にテレビで
「やめるにはやめたが、たまに吸ってしまうことがある」
と述べたそうです。
偉大なことを達成した人は強い自制心を持っているわけではないのかもしれません。
ある心理学者は、
「1日のうちに使える自制心の量は決まっていて、自制心を使えば使うほど使える自制心は少なくなる」
と推測しました。
そうなると自制心を要する作業を行う前にはなるべく自制心を使わず、温存しておいたほうがいい、
ということになります。
仕事をする場所の周りには誘惑となるものを置かない、
ダイエットをするときには周りに食べ物を置かない、
などでしょうか。
ですから意志の弱い私は、1日に使える自制心はかなり容量が少ないと考え、
出来る限り誘惑から遠ざかっていたほうがよさそうです。
【福祉人の旅】ギブ・アンド・テイク
ビジネスや日常会話でよく「ギブ・アンド・テイク」という言葉を聞きます。
こちらから何かを与え、相手から得るということです。
相手にメリットを与えるからこそ得られるのだという意味では、この言葉は真実でしょう。
しかしこのギブ・アンド・テイクの考え方には落とし穴があるようにも感じます。
ギブ・アンド・テイクと聞いて多くの人が考えるのが「駆け引き」的な意味。
相手から何が得られるかを予測し、それに応じたものを与えるといったことです。
1回的な交渉などは典型ですが、駆け引きにおいては、こちらにとってなるべく小さな価値のものを与え、
相手から大きなものを引き出すことを考えることもあります。
問題は、そのような駆け引きでは、与えるものが次第に小さくなってしまうこと。
相手との駆け引きが一度きりで終わりならよいのですが、これは未来につながる考え方とは言えません。
未来につながるのためのギブ・アンド・テイクのポイントは、相手からもらったもの以上のものを返し続けること。
短期的には得をしないかもしれませんが、相手も大きなリターンがあることを期待して、さらにこちらに与えてくれます。
事業においても同じ。
頂く報酬以上の顧客満足を与えて、はじめて仕事が続いていくのだと考えます。
ギブ・アンド・テイクはビジネスの基本中の基本の考え方ですが、
その本質が理解できているか否かによって、長期的にテイクできるものが変わってくるのではないか、と思います。
【福祉人の旅】ドリルと穴の話
マーケティングの世界でよく聞く格言に
「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である」
というものがあります。
あるホームセンターに来店したお客様が店員に質問します。
お客様「6mmのドリルはありますか?」
店員「あいにく品切れです」
お客様はそのまま帰ってしまいました。
この会話の中から、お客様のニーズは何だったのかを考えてみます。
例えば「それは何をするための穴ですか?」とヒアリングできれば
お客様のニーズを聞き出せていたかもしれません。
小さな穴であれば”キリ”で十分であったでしょうし、
”穴あけサービス”や”穴の開いた板”の販売でよかったかもしれません。
あくまでもお客様の欲求は「ドリルを買うこと」ではなく、「穴を開けること」ということです。
サービス業をしていると様々なお客様からの要望をお聞きします。
ただ単に聞かれたことに応えるだけでは本当の欲求を見逃してしまい、
大きなチャンスを失っているかもしれません。
【福祉人の旅】無くなる職業
AIやロボットが進化し続ける昨今。
ある雑誌が少し前に発表した20年後に無くなる職業ランキングがあります。
()内の代替可能確率によるランキング
1位 電車運転士・経理事務員(99.8%)
2位 包装作業員・路線バス運転手(99.7%)
3位 ゴミ収集作業員(99.6%)
4位 郵便外務員・学校事務員・ビル清掃員(99.5%)
5位 銀行窓口係・計器組立工・金属製品検査工(99.4%)
6位 給食調理人(99.3%)
7位 スーパー店員・弁当総菜類造工(99.2%)
8位 新聞配達員(99.1%)
9位 マンション管理人(98.9%)
10位 通関士(98.8%)
自動運転技術やロボット技術の成果なのかもしれませんが、少し寂しい気もします。
逆に代替可能確率が低いランキングは以下の通りです。
1位 精神科医・言語聴覚士(0.1%)
2位 中学校教員・外科医・教育カウンセラー・バーテンダー・助産師
ゲームクリエーター・旅行カウンター係・フードコーディネーター(0.2%)
3位 小学校教員・経営コンサルタント・ネイルアーティスト・保育士(0.3%)
4位 スポーツインストラクター・雑誌編集者・エコノミストグラフィックデザイナー
観光バスガイド・ディスクジョッキー(0.4%)
5位 ファッションデザイナー・ペンション経営者・ツアーコンダクター(0.5%)
あくまでも代替可能確率の話ですが・・・
【福祉人の旅】感情と理性
人には「感情」と「理性」があります。
感情は「嬉しい」「悲しい」「欲しい」などがあり、
理性は「効率が悪い」「費用対効果が高い」などがあります。
心理学的には理性的思考をした後で説得されるより、
感情を動かされた後で説得されるほうがイエスと言いやすいそうです。
だから深夜の通信販売は、初めに値段を言うのではなく、
「すごい!」「かっこいい」「楽しい」といった情報を先に提示し
感情を動かすようにしているそうです。
今度何かをお願いする場面になった時には実践してみてもいいかもしれません。
【福祉人の旅】モチベーション
モチベーションの維持は難しいものです。
毎日ひとつのことを続けよう、とか、これを日課にしようとか。
継続できない時は、おそらく欲に負けているのかもしれません。
楽をしたい、や、今日ぐらいはいいかといった弱さもあるかもしれません。
その継続の先にある結果と目の前の欲を比較し、目の前の欲を選んでしまうのでしょう。
だから継続の先にある成果を、大げさなほど大きな成果とイメージするとよいと考えるようにします。
すると目先の小さな欲に負けずにモチベーションを維持できるのかもしれません。
【福祉人の旅】伝える人と聞く人
相手にイエスと言ってもらうには、自分が伝えたいと思っていることが、そのまま相手に伝わることが理想です。
アメリカでこんな実験があったそうです。
ある大学の心理学部の大学院生を、「叩き手」と「聞き手」に分けました。
叩き手は誰でも知っている有名な曲を口ずさまずにテーブルを叩いてリズムをとります。
その曲のリズムをテーブル叩きによって聞き手に伝えるという実験です。
120曲行ったときどの程度当たると予想しますか?
叩き手は半分くらいは正解するだろうと思ったそうですが、結果は3曲(2.5%)だったそうです。
伝える人と聞く人の認識がいかにズレているかという結果でした。
「ちゃんと話したんだから、わかってくれているはず」と思っても、違う趣旨の話として伝わっていることがあるのかもしれません。
相手にイエスと言ってもらうには、相手の認識を前提として理解し、受け入れやすい提案をしなければなりませんね。
【福祉人の旅】切り替え
最近なかなか仕事とプライベートの切り替えが出来ずにいます。
きちんと切り替えなければと思いながら・・・
メリハリをつけてしっかり仕事し、しっかり休むようにしようと思う毎日です。
【福祉人の旅】マスクの予防効果
インフルエンザのシーズンになり、また、新型肺炎の話題があったりの影響か、
マスクが品薄状態だそうです。
マスクの予防効果について調べてみました。
マスクが最も効果を発揮するのは咳やくしゃみのある人が着用した場合であり、
マスク着用のみでの予防するのはあまり効果が期待できないようです。
咳やくしゃみのある方と近距離で接する場合は効果があるようですが、
マスクをした状態で空気中に漂うウイルスの侵入を防ぐのは難しく、
マスクの隙間からウイルスが侵入したり、ウイルスが付着したものを触った手を洗わず
口や顔に手を持っていったりして感染してしまうそうです。
マスクをしているから安心と過信せず、こまめな手洗いやうがいをすることが一番効果的なようです。
【福祉人の旅】1月末
早いもので今日で一月も終わりです。
年末からの問題も残念な結果ではありましたがなんとか乗り越え、
何とか無事に終えることができました。
まだまだ課題は山積みですが、一段一段階段を上るように乗り越えていきたいと思う
1月末日でした。